スマホ代を月5000円下げる格安SIM乗り換えの手順7つ|失敗しない確認事項

スマホ代を月5000円下げる格安SIM乗り換えの手順7つ|失敗しない確認事項

毎月のスマートフォン代が8000円を超えていて、「安くなると聞くけれど、手続きが面倒そう」「つながらなくなったら困る」という理由で先延ばしにしている方は多いと思います。固定費の見直しは、一度手を動かせばその後ずっと効き続けます。節約の中でも効率の良い部類です。この記事では2026年8月時点の一般的な料金水準をもとに、乗り換えの手順と、事前に確認すべき点を整理します。

【結論先出し】大手キャリアから格安SIMに移すと、同じ使い方でも月3000円から5000円程度下がるのが一般的な水準です。
手続きはオンラインで完結し、電話番号もそのまま引き継げます。所要時間は準備を含めて1〜2時間程度です。
失敗の原因は「解約前に端末の分割残債を確認しなかった」「乗り換え先が自分の端末に対応していなかった」の2つです。この2点だけ先に潰してください。
目次

スマホ代が下がる仕組み

【結論】通信設備を借りて運営しているため、料金を抑えられる構造です。

格安SIMとは何か

格安SIMを提供する事業者は、大手通信会社の回線を借りてサービスを運営しています。自前で設備を持たないぶん、料金を抑えられる構造です。使っている電波そのものは、借りている大手の回線と同じものです。

安さの代償

借りている帯域には限りがあるため、利用者が集中する時間帯は速度が落ちやすくなります。とくに平日の昼休みや夕方は差が出やすい時間帯です。動画を常時視聴する使い方でなければ、多くの場面で支障はありませんが、この性質は理解しておいてください。

大手のサブブランドという選択肢

大手通信会社が自ら展開する低価格のブランドもあります。純粋な格安SIMより料金はやや高めですが、混雑時の速度が安定しやすい傾向があります。「安さ」と「安定」のどちらを重視するかで選び分けてください。

どのくらい下がるのか

【結論】月3〜5GBの使い方なら、月額2000円前後が一つの目安です。

データ容量 大手キャリアの目安 サブブランドの目安 格安SIMの目安 月の差額
1GB以下 3,000円前後 1,000円台 500〜1,000円 約2,000〜2,500円
3GB 4,500円前後 2,000円台 900〜1,300円 約3,000〜3,500円
5GB 5,500円前後 2,000円台 1,200〜1,600円 約3,500〜4,000円
10GB 6,500円前後 3,000円台 1,800〜2,500円 約4,000〜4,500円
20GB 7,500円前後 3,000〜4,000円台 2,000〜3,000円 約4,500〜5,000円
無制限 8,000円前後 4,000円台〜 3,000〜4,000円 約4,000〜5,000円
通話かけ放題 1,800円前後の追加 1,000〜1,800円の追加 1,000〜1,700円の追加 使い方による

※2026年8月時点の一般的な料金水準の目安です。各社のキャンペーン、家族割、光回線とのセット割によって実際の負担は変わります。契約前に必ず公式サイトでご確認ください。

自分の使用量を先に調べる

プランを選ぶ前に、実際に毎月どれだけ通信しているかを確認してください。スマートフォンの設定画面か、契約中の会社のマイページで確認できます。多くの方が、契約している容量より実際の使用量が少ない状態です。3か月分を見て、最も多かった月に合わせるのが安全です。

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乗り換えの手順7ステップ

【結論】端末の残債とSIMロックの確認を、申し込みより先に行ってください。

ステップ1:端末の分割残債を確認する

端末代を分割で支払っている場合、乗り換えても残債は残ります。支払いは続くため、「乗り換えたら安くなる」という計算に残債を入れ忘れないでください。現在の契約会社のマイページで確認できます。

ステップ2:今の端末が使えるか確認する

乗り換え先の公式サイトに「動作確認済み端末」の一覧があります。自分の機種が含まれているかを確認してください。含まれていない場合、通信はできても一部の機能が使えないことがあります。

ステップ3:SIMロックの有無を確認する

古い端末ではSIMロックがかかっている場合があります。ロックされていると他社のSIMを挿しても使えません。解除の手続きは、契約中の会社のマイページから行えることが多く、費用がかからない場合もあります。

ステップ4:MNP予約番号を取得する(または不要な場合を確認)

電話番号をそのまま引き継ぐには、MNPの手続きが必要です。従来は予約番号を取得する方式でしたが、対応する事業者間では番号の取得なしで手続きできる仕組みも用意されています。乗り換え先の案内を確認してください。予約番号には有効期限があります。

ステップ5:申し込む

本人確認書類、クレジットカードまたは銀行口座、メールアドレスを用意します。オンラインで完結する事業者が多く、申し込み自体は30分程度で終わります。

ステップ6:SIMを差し替えて初期設定をする

SIMカードが届いたら、端末に差し替え、案内に従って回線の切り替えを行います。あわせてAPN設定という通信設定が必要な場合があります。手順書が同梱されているので、そのとおりに進めてください。

ステップ7:切り替え後に確認する

通話の発信と着信、データ通信、そして家族や勤務先との連絡手段が使えるかを確認してください。切り替えの直後は、旧回線が使えなくなります。

乗り換え前に必ず確認する5項目

【結論】メールアドレスと決済手段の引き継ぎで、後から困る方が多いのです。

1. キャリアメールの扱い

大手キャリアのメールアドレスは、乗り換えると使えなくなります。有料で継続できる仕組みもありますが、いずれにせよ会員登録に使っている場合は、事前に別のアドレスへ変更してください。銀行、証券、通販サイトの登録先を見直す必要があります。

2. キャリア決済の残高と登録

キャリア決済を使ったサブスクリプションがある場合、乗り換えによって支払いが止まります。別の決済手段に変更してください。

3. 家族割・セット割が外れないか

自分だけが抜けることで、残った家族の割引条件が変わる場合があります。家族全体の負担で計算してください。

4. 解約金・違約金の有無

現在は解約金を設けない契約が主流ですが、古い契約が続いている場合は残っていることがあります。契約内容を確認してください。

5. 緊急時の連絡・通話品質

通話をよく使う方は、かけ放題オプションの有無と料金を確認してください。通話をアプリ経由にすることで安くなる仕組みもありますが、番号の表示や通話品質が変わる場合があります。

さらに固定費を下げる方法

【結論】通信費だけでなく、光回線とのセットや電気とのまとめ方でも変わります。

光回線とセットにする

同じ会社で光回線を契約すると、スマートフォンの料金が割り引かれる仕組みがあります。ただし解約時の条件も併せて確認してください。

データ容量を実態に合わせる

使い切れていない容量に毎月お金を払っている状態は、そのまま無駄です。3か月分の実績を見て、必要な容量まで下げてください。足りなければ後から上げられます。

家のWi-Fiを使う習慣をつける

自宅で動画を見る際にWi-Fiに接続していないと、モバイルデータを消費します。設定を見直すだけで、必要な容量が下がることがあります。

端末は無理に買い替えない

乗り換えと同時に新しい端末を買うと、分割の支払いが始まり、安くなった実感がなくなります。今の端末が使えるなら、そのまま使うほうが効果は明確です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 電話番号は変わりますか?

A. MNPの手続きをすれば、そのまま引き継げます。手続きをせずに新規契約すると、番号は変わります。

Q2. つながらなくなりませんか?

A. 使っている電波は大手の回線と同じです。ただし混雑する時間帯は速度が落ちやすい傾向があります。

Q3. 手続きにどのくらいかかりますか?

A. 申し込み自体は30分程度、SIMの到着まで数日、切り替えの作業は数十分が目安です。

Q4. 使えない期間はありますか?

A. 切り替えの作業中に短時間つながらなくなることがあります。1日で完結するのが一般的です。

Q5. 高齢の家族でも使えますか?

A. 店舗を持つ事業者を選べば、対面でのサポートを受けられます。オンライン専用の事業者は料金が安い一方、手続きも自分で行う必要があります。

Q6. 使ってみて合わなかったら戻せますか?

A. 再度MNPの手続きをすれば戻せます。ただし手数料や事務手続きが発生する場合があります。

まとめ

大手キャリアから格安SIMやサブブランドへ乗り換えると、同じ使い方でも月3000円から5000円程度下がるのが一般的な水準です。年間では4万円から6万円になります。固定費の見直しは一度手を動かせばその後ずっと効き続けるため、節約の中では効率の良い部類です。

手続きで失敗する原因は、ほぼ2つに絞られます。1つは端末の分割残債を確認していないこと。乗り換えても残債は残るため、計算に入れておく必要があります。もう1つは、今使っている端末が乗り換え先に対応しているかを確認していないことです。各社の公式サイトに動作確認済み端末の一覧があります。この2点を先に潰せば、あとは案内に従って進むだけです。

そして見落とされやすいのが、キャリアメールとキャリア決済です。乗り換えるとどちらも使えなくなります。銀行や通販サイトの登録アドレスを事前に変更し、キャリア決済で払っているサブスクリプションは別の決済手段に切り替えてください。

プランを選ぶ前に、実際の通信量を3か月分確認してください。契約している容量より実際の使用量が少ない方は少なくありません。本記事の料金は2026年8月時点の一般的な目安であり、キャンペーンや割引によって実際の負担は変わります。契約前に各公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人

まじこ(マルヒデ代表)

中卒・うつ病から生成AIで事業を立ち上げた実践者。Kindle著者。プロフィール詳細 →

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